last update : 2023.9.15

 

IMS 10th Anniversary『10×10』10人のクリエイターによるプレミアムアート展
1999/福岡IMS

福岡IMSの10周年アニバーサリー企画。常盤響、中野裕之、野宮真貴、村上隆ら10人のクリエイターが厳選した10点の作品やプライベートコレクションを展示し、来場者にはオークションにより販売するという企画も実施した。


AD:川村秀雄

ブロックで組み立てたような会場構成を演出。

映画の絵コンテセット(中野裕之)、オリジナルガレージキット(村上隆)、ツアーでの衣装を着用したバービー人形(野宮真貴)、オリジナルコラージュブック(ヒロ杉山)などの貴重な作品を、オークションで手に入れることができた。

作品展示だけでなく、参加クリエイター10人に、「子供の頃の夢は?」「10年後のあなたは?」など10の質問を出題、その回答とそれにまつわるプライベートコレクションも併せて展示した。


 

『ラフォーレ発・100Xタイムカプセル展』
1998/ラフォーレ原宿+ラフォーレ原宿小倉

ラフォーレ原宿の20周年記念企画。ラフォーレとゆかりの深いアーティストが「原宿・20年・過去から未来へ」をテーマに制作したタイムカプセルとラフォーレの歴代アートワークスの展示。会場内ではトークセッションも開催。村上隆、クリストファー・ドイルなど国内外から多彩なクリエイターが参加。


AD : 岸 和弘

ラフォーレにゆかりのある120余名のクリエイターが「原宿・20年・過去から未来へ」をテーマに自由に制作した半円球型のタイムカプセルを展示。

中野裕通、桑原茂一、藤本やすしをナビゲーターに、「ファッション」「音楽」「アート」をテーマにしたトークショウも開催。ゲストに明和電機、タイクーングラフィックスらを迎えた。

「LAFORET ART WORKS」と題し、ラフォーレの広告展開やミュージアムで開催されたプログラムのポスターなども、最新版からオープンまでさかのぼり紹介。


 

OZONE1周年記念企画展『気になる人達・こだわりのもの達』
1995/東京リビングデザインセンター

リビングデザインセンターOZONEの1周年記念企画展覧会。テレンス・コンラン、野村万作、加藤シズエら各界のクリエ−ター20人のこだわりのものを集め、それぞれのイメージする空間で展示。


AD : 峯石景子 PH : 高橋恭司

石津謙介(服飾評論家)
タダのものに愛着があるという石津氏。飲みながら集めた100個以上にもなる鯛の骨「タイのタイ」や、歩いていて気になって拾った小石など、個性的なコレクションを公開。

浅葉克己(アートディレクター)
取材で世界中を駆けめぐる浅葉氏らしく各国の珍しい工芸品や、ウッディ・アレン出演でお馴染みの西武の広告シリーズ「おいしい生活」の額など貴重なコレクションを展示。

渡邊美佐(渡辺プロダクション会長)
マレーネ・デートリヒとの思い出の品や、愛用のトランクなど、華やかでありながら毅然とした女性のこだわりのライフスタイルが垣間見られた。


 

『EARTH展』
1989−1993/新宿コニカプラザ他、全15会場

財団法人日本自然保護協会(Nacs-J)とアーティストたちによる共同プロジェクトとして開催した、自然保護の重要性を「ART」を通して伝える展覧会。作品制作にあたりNacs-J指導のもとフィールドワークを開催するなど、アーティストにも問題意識を共有してもらうことにより、エコ・ブームとは一線を画した企画に、日比野克彦、黒田征太郎、安斎肇ら多くのアーティストが参加。


AD+ILL: 谷口広樹

第4回EARTH展会場風景(コニカプラザ)。アーティスト伊勢克也の企画構成により「漂着物」をテーマに開催。漂着物の専門家(浜口哲一、石井忠ほか)を監修に招き、アーティストと研究者のコラボレーションを展開したことで、ARTを通してEARTH(自然保護)の重要性を伝えるというコンセプトがより具体的に表現された。

第5回EARTH展会場風景(渋谷西武)。会場をコニカプラザより渋谷西武に移し、「森」をテーマに開催。メールアートやフィールドワークなど一般参加プラグラムの充実により、アーティストからのメッセージ発信だけでなく、アーティストと観客の双方向のメッセージ交換を実現した。

第5回EARTH展フィールドワーク風景。
作品制作のため、Nacs-Jの指導のもと参加アーティストたちがフィールドワークを実施。毎年実施した西表島、白神山地、屋久島などの現地視察には、各地の専門家によるガイドを依頼、多くのアーティストが参加した。


 

『東京イラストレーターズ・ソサエティ展』
1989−1991/松屋銀座他、全7会場

プロのイラストレ−ターたちによる団体=東京イラストレーターズ・ソサエティの発足を記念に始まった展覧会。作品展示の他、参加アーティストたちによるテーブルトークの開催など、これまで機会の少なかったアーティストとの交流の場も提供。大橋歩、宇野亜喜良、久里洋二、ペーター佐藤、灘本唯人、山城隆一、山藤章二、湯村輝彦など一線で活躍するイラストレーター約100名が参加。


AD:湯村輝彦 ILL:湯村輝彦×吉田カツ

第一回展
アートワーク:湯村輝彦×吉田カツ

第二回展
アートワーク:藤枝りゅうじ

第三回展
アートワーク:スージー甘金